「内容は良いんだけど…もう1回自分で見てみてよ。」 「…………」 「何か気付かない?」 「……読みにくい。」 「そう!小学生じゃないんだから、段落くらいつけてよ。」 「はい…」 「じゃあ次これ、はい!」 先生にまた別なプリントを渡され、あたしは再び書き始めた。 今度はちゃんと段落をつけて。