「今日は楽しかったな。」 「はい。」 朝と同じ駅前で解散し、今は先生と2人。 家まで送ってくれると言う先生と、綺麗な星空の下を並んで歩く。 「それにしても先生寝すぎですよ。」 「わりぃ!夢見てた。」 「どんな夢?」 「なんつーか…好きな人と結婚して、かわいい子供もいて…とにかく幸せな夢だったな。」 空を見上げながらそう言う先生は本当に幸せそうだった。