「だからあたしは、先生と話せてとっても嬉しかったから璃乃には感謝してるのよ。」 「ゆまわざわざごめんね。カバン、その辺に置いてていいから。」 ゆまはあたしのカバンを置くと、さっきまで先生が座っていたイスに座った。 「それより璃乃これから帰るのよね?」 「うん…悪いけど午後の授業のノート明日貸してくれない?」 「あたしの汚いノートでいいならね。」 「ありがと。」