「別に大丈夫です。近いし一人で帰れます。」


先生の車に乗るところでも誰かに見られたら終わりだ。

それも先生のファンの子達に明日いじめられるに……


いじめだけはさすがに避けたい。


そう思ったら先生と一緒に帰るなんて自業自得に思えてきた。


『いいから、必ず昇降口で待ってろよ。』


「だから……」