秘密な彼氏は先生


その顔を見て少し安心した。


「あの、別に怒って…」

『いいよ。璃乃が俺に心開いてくれるの待つから。ただ…』


「…ただ?」


『辛くなったら、必ず俺の所に来いよ。それだけは約束な。わかったか?』


先生は優しく微笑んで言うとあたしの頭を撫でてくれた。


『じゃあ、面談はこれで終わり。もう、遅いし送るよ。』