「うぇあの…えっと…それは佐伯君自意識過剰じゃないですかね。」

…ムカッ

「…んなわけねぇよ.お前は顔そらしたかもしれねぇけどその瞬間も見てんだからな」

そう言うと眼鏡はバツのわるそうな顔をした。

そして

「さ…佐伯君が関西弁話してたから…」

蚊の鳴くような声でそう言った。

俺は気が付くと眼鏡女の胸ぐらをつかんでいた.

「なんでお前がそれを…」

…は、これじゃあ肯定してんのと同じやんけ.