父親が娘に欲情して、 どうするんだよ!って、 心底思った。 ……正論だろ? いくら、“他人”とは言え、 戸籍上、“娘”の菜央に 手を出すなんて、 絶対にありえないだろ? ―――そう、 自分に言い聞かせていた。