「翔ちゃんっ!!」

菜央のお母さん…菜々子さんが
亡くなってから半年が経った頃。



本屋の帰りにたまたま俺は、
翔さんと…菜央を見かけて。


そのとき見えた、翔さんの笑顔。





その顔を…俺は、忘れない。

忘れられない―…。