「もう…いい。…わかったから。 飯は適当に食って?俺、寝る」 ―自分でも驚くほど、 低くて冷たい声が出た。 だけどそんなこと気にしないで、 それだけ言うと俺は、 菜央の返事も待たずに 部屋にとじこもった。