溺愛中 -親子恋愛-



「もう…いい。…わかったから。
飯は適当に食って?俺、寝る」

―自分でも驚くほど、
低くて冷たい声が出た。



だけどそんなこと気にしないで、
それだけ言うと俺は、
菜央の返事も待たずに
部屋にとじこもった。