溺愛中 -親子恋愛-



「こんな時間まで何やってた?」

―――思わず少し…
声が低くなったのを、
自分自身で…感じた―…。

「ご…ごめんなさい…」

―それは菜央にも、
ばっちり伝わったようで。


「謝らなくていいから、何してた
か、言え」

怒ってるような口調に
なってしまった。