「イヤだぁ〜…」 「桜様…わがままは言わないでく ださい。明日、元気にご登校され たいなら、尚更のことです」 「脱ぐ」 「……………はい?」 それだけ言って、 桜はおもむろに、 自分の服に手をかけた。 「桜様!!ダメですよ」 ヤッベ〜…脱ぐなよなッ!! ………脱ごうとする桜と、 格闘すること数分。 なんとか、脱ごうとする、 手を制することが出来た。 危なかった…。 まさに、危機一髪?