執事様とお姫様〜初恋〜



「恭平」

「はい」


俺と姫華の小学校の
卒業式の翌日、

俺らの立ち位置がはっきりと
定められた。




「これから姫華の世話を本格的によろしくな?」

「かしこまりました」

「くれぐれも…間違いだけは起こさないでくれよ?日向家は、優秀な執事一家だ」

「間違いなど決してありませんので…ご安心ください(^^)」