執事様とお姫様〜初恋〜



悩みに悩んだ末、
俺は姫華にとって、
一番残酷…だと思われる
行為をとった。


…………それは、

「おはようございます。姫華様」

中学の入学式の朝。

俺は実行に移した。



いつもと何の変わりのない、
穏やかな朝。


だけど、
いろんなことが
変わった朝だった。