執事様とお姫様〜初恋〜



「あたし、前に進むから。すぐに
は無理でも、これからはちゃんと
進藤 潤を見る。進藤 潤を…想う
よ。覚悟を決めたから。もう大丈
夫。弱いあたしじゃないから」

そう言った姫華の目は。

しっかりと現実をみているように
思えた。


「わかった。俺も…協力させてく
れるか?姫華が進藤家へ行くとき
ば、俺も…連れて行ってくれるか
?」


―――姫華を想うキモチは。



恭平には勝てねぇけど。




俺も、姫華を想ってるから。



どこまでも…ついていく。


好きだからこそ。


姫華を支えてやりたいんだ…。




「もちろん、当たり前でしょ!!李
玖はあたしの専属なんだから」

「あぁ」