執事様とお姫様〜初恋〜



「…………で?」

それだけ…なわけねぇか。

「原因が、心底アホくさかった」

「ふーん?」

恭平が寝込んでいる話など、
興味なんてものは無く、
適当に相づちをうっていた。

「知恵熱だって」

……………は?

「はぁぁぁぁ〜????知恵熱ぅ?!」

知恵熱で寝込んでいると
聞くまでは…な。