―――その間ずっと、 柚が看病してくれた―…。 ガキの頃から―… なんでも一人で、完璧に こなすよう育てられた 俺にとって、 “世話をする”経験は たくさんあっても、 “世話をされる”のは 初めてのことで、 正直…戸惑った。 何か…わかんねーけど、 妙に恥ずかしかった―…。