「恭平、好きだよ。届かなくても いい…。忘れるまでまだかかりそ うだけど…。あたし、後悔してな いよ?恭平を好きになったこと。 だから恭平も……。後悔だけは… しないで―……」 一人残った屋上で、 桜がそうつぶやいたことなんて、 俺は知る由もなかった―…。