「ごめん。桜…。俺…」 「中途半端な優しさなんていらな いよっ!!振るなら、ちゃんと振っ て?そうじゃなきゃあたし、進め ない。前に進めないから…。お願 い……」 「桜は大切な友達だよ。だけど… 恋愛対象には…ならないし…なれ ない。ごめん」 ………俺ははっきりと、 そう言った。