「話って何? 桜」 「あたし…恭平が好きだよ?小さ いときから、ずっと、ずーっと」 ………唐突だったけど、 まぎれもなくそれは 告白だった。 桜の目は真剣そのもの。 冗談なんかじゃないって、 すぐにわかった。 「…………」 俺は、どう答えればいい??? どんな反応をすればいい??? ………わかんねぇ…。 「わかってる。わかってるよ?恭 平が姫華一筋なことくらい。だけ どもう…辛いよ…。見てるだけな んて…辛すぎるよ…恭平ぇ…」 ポロポロと… 桜の目からは涙が流れる。 …………。