執事様とお姫様〜初恋〜



「李…!?」

突然のことに、姫華は
驚きの声を漏らした。

クチュ…

首筋に舌を這わすと、
姫華の体は大きく跳ねた。



―――限界だった。


理性を抑えきれなくなる。

姫華の胸に、
手が伸びかけたときだった。







コンコンッ


タイミング良く、
扉がノックされ、
ようやく我に返り、
今自分がした行為に対して、
酷く後悔した。