…………姫華が、いた。 “年が同じだから” ………ただそれだけで、 俺は姫華の専属執事になることが 生まる前から決まっていた。 ………らしい。 聞いた話によると。 幼い頃は、 身分なんてわからない。 ただ普通に、友達として、 毎日遊んでいた。 こんなにも、自由奔放で、 幼い頃から早乙女家に 自由に出入りが出来る者は、 俺が初めてだったらしい。 (相楽はまた別)