「お疲れ〜。恭平!!!」 「あ、兄貴…」 ………車には、一番上の兄貴、 斗真(トウマ)がいた。 「何で斗真が…?」 斗真も、早乙女家の執事。 だけど会ったのは…… 3…いや、4ヶ月ぶりくらいで、 家にいたって滅多に会わない。 “珍しい”どころの話じゃない。