チュー……
「紗緒梨―??????もしもーし。聞
こえてる―?」
指に吸いついてまで
血を飲み始めたときには、
さすがに焦った。
クチュ…
ピクン!!
し…舌はさすがに…。
不覚にも、反応してしまった俺。
「さ、紗緒梨!?」
デカイ声で名前を呼んだら
紗緒梨はようやく、
なめるのをやめた。
「………ぁ…ご…ごめ…」
俺以上に、
びっくりしているのは、
なめた本人…紗緒梨だった。
「あ…いや…えっと……」
「ごめん……」
謝る紗緒梨の体は…
見事に震えていた。
「大丈夫か…?」
学校であんだけ飲んでたのに…
血に…飢えてる…????
なんで…?????
―――疑問を持った俺は、
直ぐ様気配を感じとった。

