「先生・・・今日厳しいょ」 『お前が遅刻するからだろー』 先生はいつものように笑って頭をくしゃくしゃってした。 「もー髪型崩れるっ」 そんな事言ってみる。 ほんとは嬉しくてたまらないのに。 先生? 好きな気持ちが溢れていくよ。 『素直じゃねーなぁ』 「じゃあ嬉しいって言えばいーの??」 『そんなん言わなくてもお前は顔に出てるから分かる』 え!? 嘘!? 分かるの!? 恥ずかしくなって両手で顔を覆った。