桜色の風

………………あれ?





この人……もしか、して………







『こ、近藤…………勇…さん?』








「ああ!俺は近藤勇だ!!いやぁ~こんな可愛らしい少女に名を知られてるとは俺も有名になったものだなぁ~!」









近藤勇さんはハッハッハと豪快に笑う







…………この人が…新撰組で偉い人…なの???







『………こんなので大丈夫なの、新撰組』








「ん?何か言ったかい?」







『いえ!近藤勇さんは噂通り素晴らしい御方だなぁ~って!』







「そうかそうか!」







近藤勇さんは嬉しそうに笑っている





……何か…幸せそうな人だなぁ…