桜色の風

『えっと…まぁいろいろあってー……しばらくしたら右手?が吸い込まれたんだよね……』







「吸い込まれたって……鏡にか?」






『はい』






「……………斎藤。医者を呼んで来い」







『ちょ、信じてよぉ!本当なんだって!!』








「うるせぇよ!そんな嘘話に付き合ってられっか!!」








『本当だって!!』








本当なのに~~~~っ!!!






私だって、嘘であってほしいっての!!








と、その時だった