マイ☆ブラザー



ドキッ ドキッ



どうして、ゆうちゃんはあんな顔して微笑みかけるんだろ…?



あんな顔されたら、誰だって…



「なつめ?絆創膏持ってきたよ?」


「あっ、うん。ありがとう。」



「大丈夫?なんかボーッとしてたけど…。」



ゆうちゃんは、そういいながらも私の手をとり、淡々と処置する。



「うん。ちょっと考え事してただけだから。」



「…考え事って。なんかあったの?話聞くよ?」



「ありがとう。でも、大したことじゃあないから…。」



「そう?」



「うん。だから、ゆうちゃん部屋に戻ってていいよ。」



「…分かった。じゃあ、カレー楽しみにしてるな?」



ゆうちゃんは優しく微笑んで、私の髪を撫でると、リビングを出ていった。