マイ☆ブラザー




キーンコーンカーンコーン


ガラッ


「ふぅ~、間に合った!」



私は玄関でゆうちゃんと別れた後、チャイムと同時に教室へと入った。



教室内に先生の姿はなく、クラスメイトたちの談笑で賑わっている。



「なつめ、おはよー♪」



そう言って、あたしに駆けよってきたのは、鈴木 妃乃(すずき ひの)。


中学の時からの親友だ。



「妃乃、おはよ♪」


「あれっ?なつめ…。」



私の上半身をジロジロと見る妃乃。



「えっ、何?」



「…なんか、なつめのベスト大きくない?」



「…あっ、これ?実は…。」



私は今朝のことを妃乃に話した。


「えぇ!?じゃあ、それ…勇緒先輩のベストなの?」


妃乃の声に、クラスメイトたちが私たちに注目する。



「ちょっと、妃乃!声が大きいよ!!」



「あっ、ごめん…。」