俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~

「きゃ…」


浮き輪がなくなった今


ちゃぷんと加奈子ちゃんは俺の腕の中にすっぽりと収まった。


「ちょ!!///」


初めてちゃんと抱きしめた加奈子ちゃん。


その感覚を確かめるように俺は水の中で加奈子ちゃんの肌にふれる。


「…加奈子ちゃん抱き心地いいね」


水着って裸みたいだし。

すげぇドキドキする。


「~~~!ばかっ!どうせデブですよ////」


加奈子ちゃんは恥ずかしそうに俺を見上げながら睨んだ。


「デブなんて言ってないじゃん。抱き心地が良いっつってんの」


「一緒じゃん///」


「全然違うし。俺、加奈子ちゃんのここ大好き」


俺は回した腕で、ぷにっと加奈子ちゃんのウエストを横からつまむ。


「も~!や~め~て~///」


照れまくる加奈子ちゃんに俺は笑う。


「あ―…なんかヤバい」


俺は加奈子ちゃんを抱きしめる力をギュっと少し強めた。


すげぇ好き…


気持ちを自覚してたった数日なのに、どんどん好きが加速していく。


あふれでる気持ちに自分をうまくセーブ出来ない。


女の子を抱きしめるなんて初めてじゃないのに。


今までとは全然違う。