俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~

だけど…

俺は愛子ちゃんの優しさにつけ込んだ。


修学旅行の夜に
俺は愛子ちゃんの彼氏になった。


なんでも良いから…


どんな風にしても良いから振り向かせたかった。


今回は、頑張りたかった。


頑張ることで俺も生まれ変われる気がした。



だけど

俺の気持ちを伝えれば伝えるほど苦しむ愛子ちゃん。


俺の気持ちは

それ自体が愛子ちゃんを苦しめた。



大好きな愛子ちゃんの笑顔。


どうしたらいいのか?


そんな事は付き合う前からわかってる。



俺が諦めるのが一番だ。


愛子ちゃんの傍にいるべきなのは俺じゃない。