「うそっ。今日一日ずっとずっと気になってたでしょっ?!」
そりゃー…気になってたよ。
でも、私が行ってどーなるの。
私も告白したいって言うならわかるけど…。
「行きなよっ。行ってはっきりさせなよっ!」
「はっきりって…」
「自分のことどー思ってるのか、自分はどー思ってるのか」
加奈子の目を何故だか見ることが出来ない。
一生懸命私のことを説得する加奈子の姿は、きっともう一人の自分だった。
「アレから…全く話してないんでしょ…?」
少し切なそうな声で、加奈子が言った。
「加奈ね…、先輩に告白するの怖かったけど、美奈のおかげで勇気出たんだよ…」
昼休み、加奈子の手を握って言った言葉。
『気持ち伝えなきゃ』
って。あれは…加奈子に言うと共に、私自身にも言いかけていた言葉だったのかな。
「もし、軽い気持ちでしたんだって言いやがったら、加奈がぶっ飛ばすからっ!!」
そんな、加奈子の風貌でぶっ飛ばすなんて言うもんじゃないよ。
でも…ありがとう。
私の為に涙ためて言ってくれるなんて。
私ホントにイイ友達持ったよ。
自分だってこれから告白するっていうのに…。
「私……」
永井のこと。
好きみたい。
そりゃー…気になってたよ。
でも、私が行ってどーなるの。
私も告白したいって言うならわかるけど…。
「行きなよっ。行ってはっきりさせなよっ!」
「はっきりって…」
「自分のことどー思ってるのか、自分はどー思ってるのか」
加奈子の目を何故だか見ることが出来ない。
一生懸命私のことを説得する加奈子の姿は、きっともう一人の自分だった。
「アレから…全く話してないんでしょ…?」
少し切なそうな声で、加奈子が言った。
「加奈ね…、先輩に告白するの怖かったけど、美奈のおかげで勇気出たんだよ…」
昼休み、加奈子の手を握って言った言葉。
『気持ち伝えなきゃ』
って。あれは…加奈子に言うと共に、私自身にも言いかけていた言葉だったのかな。
「もし、軽い気持ちでしたんだって言いやがったら、加奈がぶっ飛ばすからっ!!」
そんな、加奈子の風貌でぶっ飛ばすなんて言うもんじゃないよ。
でも…ありがとう。
私の為に涙ためて言ってくれるなんて。
私ホントにイイ友達持ったよ。
自分だってこれから告白するっていうのに…。
「私……」
永井のこと。
好きみたい。