「鍵。」 宮崎君が真上からそう言った。 はい。 鍵なのはわかります。 でもなぜ私にくださったのでしょうか・・・? 「職員室に返しといて。」 そう言うとすたすたと歩いていってしまう宮崎君。 「・・・・。」 い、言い返したいのに言い返せない。。。 いや、だって、だってさ! なんか嫌じゃない!?お前が返せよって思うけど、私が返さなきゃいけないの?的なノ迷いが!!!