このまま海の気持ちを受け入れることはできない。 でも 海の気持ちをすぐに断れなかった私が 迷わず聖斗だけを見ていられなかった自分が 信じられなくて、情けなくて。 私が海と向き合うことから逃げちゃいけないし、何も知らない聖斗の優しさにも甘えてちゃいけなかった。 2人を、 こんな私に縛り付けちゃいけない。