桜色彼氏


本当に会えるんだ…



嬉しくて頬がゆるんだ。


ケータイを鞄にしまって、お気に入りのパンプスをはいた。



「いってきまーす」



パンプスのヒールとアスファルトがぶつかり、
カツカツと音を鳴らしていた。


まだ4月になったばかりなのに、風は少なく暖かかった。


自然とスキップしそうになる。