「おい、なにしてるんだよ」 「・・・・っ、舜。」 葵の目には涙がたまっていた。 「俺の女に触るんじゃねぇよ!!」 俺は男につかまれていない腕を掴んで歩きだした。 ◆ 「・・・・」 「・・・・」 二人ともずっと黙ったままだ。