互いの存在を確かめるように、 強く、強く懸命に抱きしめていたんだ。 「俺、湊意外好きにならないもん!」 「本当?私も千里しか好きじゃないよ!」 「約束な!」 「うん!約束!」 ~その数日後、千里に何も告げず私はアメリカに飛び立ったんだ。