「ごめん.....。」 


「何よ。

 恭也さんの事本当に好きだったのに...。

 私、初めて人の事好きになったのに..

 相手が居たとしても自信はあったのに。

 恭也さんは無理だよ。

 いつから付き合ってたの?」


「1年前から...。」

「ちょうど私が来た時くらいからなんだ。」

 あの時の藍ちゃんは本当に

 可愛いって思った。

 夢を持ってて。

 実際、働けば働くほど

 裏の藍ちゃんが出てきてた。

 最初だって喋り方はハキハキしてた。

 その時の藍ちゃん大好きだった。

「本当はね、昨日でココ止めてたんだ。

 今日は最後にって恭也さんが...。

 1年契約だったのもあるから...。

 最後に告白できてよかった。

 千香ちゃんが恭也さんと付き合ってるの

 大体分かってたんだ。



 1年間だけだったけどありがとう。

 それと幸せになってね?

 恭也さんと別れたら

 承知しないからッ!!」

 

 ごめんね藍ちゃん。