【短】カラフルな恋物語



サヨナラ、告げたあの日。

あの日から、もう六年。


もう、六年だなんて――

六年も経っているのに、私は――



あの頃のキミは、ひたすら夢を追っかけてて。

私には眩しすぎたんだ。

あたたかい春のひざしよりも、ずっと、ずっと。


私は光のない場所へと、逃げたんだ。



ごめんね。

告げようのない『ごめんね』を心の中で呟く。