「なんだよ」 話しかけておいて、何にも言わないあたしに、彼はやっとこっちに目線をくれた。 明らかに怒りを含んだ、鋭い目つき。 多分、メールのやりとりをジャマされて、不愉快なのだろう。 ――泣きたい。 二年も一緒にいたら、気持ちって変わっちゃうのかなぁ。 つながってた心も、いつしか離れちゃったのかなぁ。 もっと、優しくやわらかく、あたしを見てくれてたはずなのに。