『えっ…うん!!』


彪ちゃんとは違う…

恥ずかしくない…


胸がきゅうって…ならない…


そっかあ…郁は昔から私の手握ってたもんね



でも…

彪ちゃんだって…
手ぐらい繋いだことぐらいあったよね…



…彪ちゃんのこと…
もうただの幼なじみって言う感情じゃないんだ…

私は…彪ちゃんが…


―――好きなんだ