必死こいて桜姫やってやんよ!







「……あれ?」




フと気付くと、デカい其処に着いていた。




「…学校行くんじゃなかったっけ」


「お前、痛いのは痛いんだろ。
だから今日は休みだ」




お前の頭の中が休みだよ。



何故かあたしはつい数分までいたその場所に来ていた。




「…あたしの労力返せ」


「あ?」


「何もないです!」




逃げるように何個かあるうちの1つのソファーに座る。



足も上げてまるで体育座りのようにし、顔を足に埋めた。