はぁ……
朝から疲労困憊。
腹が減っては戦は出来ぬ。
とりあえず食おう。
キッチンに足を進めて冷蔵庫を物色。
なになに、ビール…ビール…焼酎…ワイン…ビール…ジュース…チューハイ…チューハイ…ビール…
……………。
酒しかねぇじゃねぇか!!!
こんなモン朝から飲めるかぁ!
「食材そっちじゃなくて隣の冷蔵庫」
憂依が上半身裸で頭をボリボリかきながら、ミニサイズの冷蔵庫を指差す。
こっちが普通酒類入れる方だろぉ!
とか、
服着ろぉ!
って突っ込むところだと思う。
でもごめん、あたしの紡ぐ言葉は………
「最高」


