「おい変態」


「なんだよ」




…変態否定しないのか。


自覚してたらしてるで厄介だ。




「乳揉むな」


「あ?」




この会話(?)をしてる間にも変態の手は動いている。




「だから乳揉むなって」


「…………」




睡眠にはいりやがったコイツ!!

この数十秒の間で寝やがった!!



しかもまた手はガッチリ乳をホールド。



………っ1回死んどけぇえええ!!!!!



あ、もちろん心でさけびました。



もう寝ちゃったものはしょうがない。



今日は色々あって疲れたし。


………ホントに色々あったなぁ。



遠い目で今日を振り返る。



うん、色々あり過ぎだ。



普通じゃないくらい。


ここの人達も普通じゃない。



いや初対面の人に乳揉まれてしかもそのままベッドん中のあたしも普通じゃないけど。



こんな濃い1日を今まで過ごしたことがあっただろうか。



そんなことを考えながらあたしも憂依の腕の中で、昼からずっと願っていた眠りについた。