「早いな?」


「そんな持ってくモンないし」


「足りないのは買うんだもんな」




ちゃっかり聞いてたんじゃねぇかこの野郎。




「じゃあ行こうぜ」




あたしが手に持っていた荷物を何も言わずサッと奪っていく2人。



いや奪ったっていうのはおかしい表現だけどな。



なんかあたし、女の子扱いされてる?!


超感動!!!



ちょっと目を潤ませながら、しばらくは来れないであろうMy homeを後にした。