「「よろしく!
音寧々さん!」」
花が咲いたように笑う2人。
クソッ!
やっぱ大型犬でも可愛いな!!
それから他愛のない話をしていたら、いつの間にかMy homeに到着していた。
何だか懐かしい…っていっても朝ぶりなんだけど。
「「でか…」」
あたしとは別の意味でマンションを見上げ呟く2人。
その2人を無視してエントランスに入っていく。
暗証番号を押して、っと。
「おーい。
早くしないとおいてくよ〜」
まだ見上げて固まっていた2人は、あたしの声を聞くと我にかえったようでバタバタ走ってきた。
…なんだかペットの飼い主になった気分だ。


