それはなんとも言えない感覚でした。




騙された、とも。



良かった、とも。



この野郎、とも。



全て言えるような。




複雑な感情が体を巡って出た言葉は、





「も、もぉぉぉおお…」





と言う自分でも訳の分からない声、というより音でした。