「…女コワッ
そのカイが本当にこの灰色頭って言う証拠は」
「憂依まで?!」
最初の女コワッってなに〜…。
ツッコミたいけど突っ込めない!
なんだこのもどかしさ!
「…ないデス」
「シカトすんなや〜(泣)」
「調べてみる?」
「そうしてくれ」
桜色頭がそう言うなりパソコンを立ち上げてカタカタとキーボードを凄い速さで打つ兄さん。
なにあの神業!
すっげぇ!
さっきの子犬くんとまではいかないけど、目をキラキラさせて見ていた。
……が。
よくよく考えてみると、
なんかすげぇ面倒なことになってる〜〜!!!(泣)
軽く叫ばずにはいられないあたしだった。
もちろん心の中で、だけど。


