「それって…株?」 「うん、良く分かったな」 「なんとなくだよ」 照れるようにニコッと笑う兄さんはやっぱりイケメン。 「なんで大和は話しとん?」 「大和だから」 「なら俺もえぇやん」 「灰はダメ」 「なんでやねん!」 「あ、ちょっと本場っぽい」 「あ、ほんま?」 「もう黙れ」 「……(泣)」 そんな会話をしてるとあと少しで終わることに気付いた。 思ったより速かったな…。 Enterキーを軽やかにタァン!と押してそれは終了。 最後に最終確認としてざっと見て、フォルダを閉じた。