急いで立ち上げてフォルダを引き出す。
「………やば」
ちょっと溜め過ぎた…かな?
しょうがない、アレについてはこの作業が終わってからだ。
大和のような神業!!!…とまではいかないけど。
部屋にカタカタとキーボードを叩く音が響く。
「話が見えないんやけど」
「「同じく」」
「ごめん、後で説明する」
今はこれに集中したい。
と思うのも虚しく騒ぐヤツが若干1名。
「なんでなん?
今教えてや〜!」
「黙れ。
あたしの人生終わっていいのか」
「えっ、えっ!?」
「とりあえず黙れ」
カタカタ
カタカタ
言ってる間にも絶えず音は響く。
……静か過ぎる。
確かに黙れって言ったけど、静かだと反対に怖い。


