「―…どういうつもり?」


「関わるなって言ったでしょ?」


「しかも灰様だけじゃなく憂依様にも色目使うなんて」




いやぁ〜女は怖い。



あ、捕まっちゃった、あたし。



だって靴履きかえてたら後ろからガバッてきたんだもん。


流石にそれは避けれないよ。




「聞いてるの?!」


「あー聞いてる聞いてる」




嘘。


あんまり聞いてない(笑)



あたしの反応に更に怒ったのか、顔の皺を深くする女達。




「アンタなんかいなくなればいいのに!」




―――『いなくなれよ!!』


―――『アンタ達なんか必要ない!!』